日経新聞の記事からものすごい盛り上がりをみせたダイエー株の動きですが、イオン株との交換比率が決定してしまったことにより一連の騒動は落ち着いたのかな?
・・・あ、ちなみにここからダラダラした文章が続くと思いますけど、株に詳しくもない僕がニュースで見たことや感じたことを書いているだけなので、情報の真偽はご自分でご確認くださいね。
昨日発表された交換比率は「ダイエー1株に対してイオン株0.115株」ということで・・・ザックリと言ってしまえば、「ダイエー株を900株持ってればイオンの単元株数(100株)には届く」ような計算ですね。
個人的には単純に株価を見て「1:10でもショウガナイかなぁ」ぐらいの感覚だったので少し良いのか?と最初は思いましたが、もともとのダイエーの株主さんからすると「ダイエーが持っている資産を考えるとヒドイ比率」という意見が多いようで・・・確かに資産のことを考えるとイオンに買い叩かれたみたいな印象は持ってしまいますよね。
それにしてもこの交換比率が「ダイエーとイオンの最近の株価」から出されたものなら「比率を発表する前にダイエーの株価下げとけば有利に交換できるんで知恵と手段を持った人ならば実行してしまいそう」・・・なんてことがフト僕の頭に思い浮かびましたが・・・そんなこと「どんな人でも平等に情報が手に入るクリーンな株式市場」ではきっと絶対起こるワケがないですよね♪
(ダイエー株の最近の落ち方はスゴかっですけど)
とにかく先月の権利確定日にダイエー株を持ってた人は株主優待は来年5月までは使えるようなのでこの点は一応安心ですね。
ちなみに一昨日の時点でダイエー株を200株だけ持っていた僕は、「昨日100株、今日100株処分」して、現在保有はしてません。
昨日の段階で全部売ろうかと思いましたが、「全く株を持ってないと、これからの関連ニュース見ててもつまらないよなぁ・・・」なんてことから、止めてしまったのを少し後悔中。
(100株なので今日売った分の損も微々たるものですが)
今になって冷静に考えれば「自分で1:10の交換比率だと感じていながら、昨日の株価で全部売らない」ってのはおかしな話だったんですよねぇ。
そして11月に開かれる臨時株主総会で承認されれば交換決定ということで・・・まぁ、イオン以外の大株主にはもう話は通じてるだろうから決定なんでしょうね。
(まさか大株主は昨日の大幅高で処分・・・ってことはないか♪)
とにかく、これからの値動きは「完全にイオンと同調して動く(ダイエーの株価=イオン株価×0.115)」ようになるでしょうから、ダイエー株を持っている人も今年の年末まではイオンの株価に注目ですね。
それにしても、ダイエーの株主さん(個人)からすると「イオンの印象」はさらに悪化したんじゃないでしょうか?(交換比率のことや将来的には「ダイエー」の看板が消えてしまうこと、優待が無くなることから)
この「お店へのイメージ」って小売業からすると大打撃な気もしますが。
貧乏な僕はお店のイメージはあまり気にせずに「安い店で買う」ってだけなので、近くのダイエーがイオンになっても「ナショナルブランドが安ければ」イオンを使うと思います。
でも「トップバリュー」の商品は・・・安全性ウンヌンの問題ではなくて「値引き販売しない利益率の高いPB」は「利益率が高い=(品質からみて)割安ではない商品」だと思って前から買ってないのでこれからも買うことはないですね。
とにかく最初で最後のダイエーの株主優待をダイエー株で損した分は最低使わないとなぁ。